カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか
商品詳細画像

サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか

集英社新書 1166
荒木優太/著
著作者
荒木優太/著
メーカー名/出版社名
集英社
出版年月
2023年6月
ISBNコード
978-4-08-721266-2
(4-08-721266-1)
頁数・縦
225P 18cm
分類
新書・選書/教養 /集英社新書
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥960

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

読書会、勉強会、NPO、趣味の集い……あなたのコミュニティは大丈夫?一人ひとりは心優しい人間だとしても、全てのメンバーが互いをよく知っている小規模で親密な集いには、親密でよく通じ合っているが故に発生してしまう「毒」がある。その集いは人々の間のミクロな違い、その隙間に巣くうコミュニケーションによって「有害な小集団」と化し、わたしたちを日々毒す。本書はロシアに由来する小集団「サークル」を、小林多喜二からサークルクラッシャーまであらゆる切り口で再考し、開かれのなかの閉ざされ、閉ざされのなかの開かれという逆説を原理的に問いながら、集団性の解毒法を提示する。◆目次◆第一章 男女の数は同数に?第二章 男たちの解毒史第三章 政治と文学とサークル――人文主義の暗がり(1)第四章 『サークル村』の周辺――人文主義の暗がり(2)第五章 鶴見俊輔のサークルイズム第六章 閉ざされること、開かれること第七章 プラグマティズムと共同体の問題第八章 現代の種の論理終 章 楕円のほうへ◆著者略歴◆荒木優太(あらき ゆうた)1987年東京生まれ。在野研究者。専門は有島武郎。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了。2015年、第59回群像新人評論賞優秀作を受賞。主な著書に、『これからのエリック・ホッファーのために』『無責任の新体系』『有島武郎』『転んでもいい主義のあゆみ』など。編著には「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」三位の『在野研究ビギナーズ』がある。

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution